フリーエンジニアとして稼いでいくためには、案件の単価に注意して仕事を選択することが重要である。IT業界では企業に属するエンジニアは、企業が受注した案件に取り組むことで利益が得られるが、フリーエンジニアの場合は、自分で仕事を選択することが可能だ。つまり、自分の得意なスキルを活かすことのできる仕事を選択できるのである。案件の難易度や必要とするスキルによって案件の単価は変化するため、仕事の相場を常に気にしながら仕事を受注することで高収入を得られることができる。
また、フリーエンジニアの単価は企業に属しているエンジニアと比較して高収入である。企業に属している場合、案件に対するインセンティブ制度がないことが多いため、自分が得られる収入が少なくなってしまう。しかし、フリーエンジニアの場合、自分の頑張り次第で月に3~4件を受注するだけでも、案件のインセンティブなどを付与することができて、年収で約600万円の収入を得ることが可能となる。
そして、案件を探すポイントとしては稼働日数が少なく、高収入を得られる案件を選択することが重要である。稼働日数が少なければ短期間でより多くの案件に取り組むことができて、よりよい仕事に巡り合える可能性が多くなるのだ。IT業界の案件は多くあり、その中から高収入のものを選択できることも強みだといえる。さらに、受注先に自分の得意なスキルや経歴を具体的に伝えることで受注手数料を得られる可能性もあるため、案件受注時に実施してみるのもいいだろう。